機能/デザイン/サイズが秀逸な「XGIMI MoGo Pro」は利便性最高なモバイルプロジェクター

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XGIMI MoGo Proです。

ひと言で表すなら「秀逸なモバイルプロジェクター」。

コンパクトサイズのプロジェクターは得てして、明るさが足りなかったり、発熱が酷かったり、動作音が五月蠅かったり、バッテリーが持たなかったり、スピーカーが貧弱だったり、安定した動作をしてくれなかったり、投影位置が限られたり...全てとは言いませんが、何点か何かしらの妥協が必要になるというのが、個人的な経験だったんですが、このXGIMI MoGo Proはそれらの条件をほぼ満足できるレベルでクリア。

もちろん、ベース価格が74,800円とお値段がある程度するブツ(セール&割引クーポンもあるよ!)なので、そのあたりの充足感は満たして貰わないと割に合わない!ということはあるかと思います。

その価格を踏まえても「秀逸」といえるだけの機能・性能を有したモバイルプロジェクターだと言い切れるものだったので、ガッツリと紹介します。

コンパクトなモバイルプロジェクターで妥協することなく、ガッツリメインのプロジェクターとしても使えるだけのものになっているので、コンパクトモデルを探して何度も失敗して・・というような方にこそ、手にして欲しい「こういうのを待っていた!」というモバイルプロジェクターとなっています。

XGIMI MoGo Pro基本スペック

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まずは基本情報から。

XGIMI MoGo Pro
OS Android TV 9.0
CPU/GPU AMLOGIC T950X2、MALI-G31
メモリ/ストレージ 2GBメモリ,16GBストレージ
サイズ 14.6×10.5×9.4cm
重量 890g
ネイティブ解像度 1,920×1,080
4K解像度入力 対応
輝度 300 ANSIルーメン
フォーカス オートフォーカス対応(手動調整可)
台形補正 オート垂直およびマニュアル垂直/水平±40°対応
バッテリー 35Whバッテリー内蔵
スピーカー

Harman/Kardonスピーカー 3W×2

Bluetoothスピーカー接続対応

スローレシオ

100インチ@2.66m、80インチ@2.17m

60インチ1.59m、40インチ@1.06m

ネットワーク IEEE802.11a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)対応
ミラーリング Chromecast対応
入力ポート HDMI入力、USB入力
出力ポート ヘッドホン出力

基本スペックだけで、ちょっと満足してしまいかねない充実さ。

ネイティブ解像度がバッチリフルHD対応なことをはじめ、明るさも一般家庭で使用する分には十分。

オートフォーカス対応なので、面倒な調整不要です。かつ、後述しますが、斜めに投影した際の個別台形補正にもしっかり対応しているので、基本的に置き場所に困ることはありません。

バッテリーもしっかり10,400mAh(35Wh)搭載していて、2~4時間の連続再生が可能となっています。

そして、スピーカーがHarman/Kardonスピーカーとくれば、別途スピーカーを繋ぐ必要は無いですし、必要に応じてBluetoothスピーカーの接続も出来ちゃうという至れり尽くせり感。

XGIMI MoGo Pro外観

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主たる機能は、パッケージに記載されてました。

付属リモコンがBluetooth対応で、接続性と操作性にすぐれ、Google Assistandにも対応。

Googleストア対応で、4,000を超えるアプリを利用することが可能です。

Chromecast機能もビルトインされているので、スマホなどの画面をミラーリングしたりして楽しめます。

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台形補正は垂直/水平±40°対応で、ピントはバッチリオートフォーカス。

コンパクトサイズでありながら、100インチを超えるようなスクリーンにも投影することが可能です。

メーカー的には300インチまで行ける!という感じで謳っていますが、まぁ100~120インチぐらいまでが実用範囲かな?という気はします。

我が家ではせいぜい70インチぐらいしか投影場所が稼げないので十分。

持ち運び先などでも、100インチ超の投影場所を確保出来るシーンはビジネスシーン以外ではそんなに多くないのではないでしょうか。

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各種認証アイコンや技適認証など、諸々しっかりと取得。

XGIMI(メーカ公式サイトはこちら)は高性能の多機能スマートプロジェクターとレーザーテレビを設計および製造し、ユーザーの視聴覚体験を改善することに取り組むことを事業としている企業です。

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付属品は電源ケーブル、ACアダプタ、Bluetoothリモコン、説明書とシンプル。

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本体は寄って見るとそれなりのサイズに見えるかもしれませんが、非常にコンパクト。

質感もPVCと金属が上手いこと組み合わされていて非常に良いです。

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片手で簡単に持ててしまう、890gの軽量さ。

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高さも14.6cmしかありません。めちゃくちゃコンパクトです。

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背面側。

電源ボタン、ヘッドホン出力コネクタ、HDMIコネクタ、USBコネクタ、電源コネクタが並びます。

左側にあるスリットは放熱スリットになってます。こんな人差し指ぐらいの放熱スリットで大丈夫なのか?と心配になったりもするんですが、結論として全く問題ありませんでした。

本体全体で放熱するのか?と思ってたんですが、金属グリル部は全く熱くならず、この小さいスリットからの放熱だけでほぼ賄えてました。凄いです。

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天板部。

操作ボタンが、3つほど並んでます。

「Volume - 」「Play/Pause」「Volume+」とプリントされているように見えますが、簡易保護シール(配送保護的なヤツ)が貼られているだけで、実際は文字がありません。メーカーロゴと、ステータスLED、3つのボタンだけとなります。

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底面。

バッテリー容量とか書かれてますが、注意事項と、メーカサポート情報、各種認証アイコンが並んでる感じです。

丸っと囲むように貼り付けされたゴム足が滑り止めの役割をしっかり果たしてくれます。

また、真ん中に三脚取り付け用のネジ穴がありますので、設置場所によって高さ調節を行いたい場合などはミニ三脚だったりを用いて使うことが出来ます。

本体重量が軽いので、プロジェクタースタンドのような物を用いずに三脚雲台に直接取り付けて使えるのは便利です。

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前面のレンズ部。

左に見えるのは、オートフォーカス用の距離センサーかな?という感じ。

この小さなレンズからネイティブフルHD解像度でしっかり投影してくれる姿は想像しにくいんですが、バッチリでした。

優秀なレンズを採用しているのでしょう。また、小さい分だけ、光も無駄にせず投影出来るのかもしれません。

動作時にプロジェクター発光部を見ても、真っ正面からじゃなければ「眩しい!!!」みたいなことにならないのも良いですね。

低発熱さにも貢献していると思います。

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スピーカーグリル部は非常に細かな処理がされてます。綺麗な処理です。

てっきり放熱性能を高めるためにこのような処理を施しているのかと思いましたが、放熱性よりもスピーカー性能をしっかり活かすために処理されている感じ。

もちろん、放熱性の向上にも役立っているのだと思いますが、発熱はこのグリル部まで伝わらない設計っぽく、通風口にはなっていますが熱を全然持ちません。

パッと触れて、「熱っ!」というようなシーンが無いです。

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前述もしましたが、内蔵するファンが低速で回っているのか、動作音は非常に静かです。

普通にフルHD動画を連続して流したりしていても、変わらず静かで、小さなスリットなのにしっかり放熱してくれます。

中にヒートシンクっぽいものが見えますが、さほど大きくないものっぽく、採用チップなのかレンズなのか光源なのかわかりませんが、とにかく発熱を抑える仕組みになっているのでしょう。

しかも、風量は控えめで熱を持つのはこの放熱スリットと、トップの天板の半分ぐらいだけという素晴らしさ。

当然ですが、コネクタ部との干渉もしにくいようになってます。

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SOUND BY harman/kardon がドーン。

しっかり主張されてます。

音質は、本体サイズを考慮すれば非常にクリアかつ、音量を上げても音割れせず、低温は流石に弱いですが、中高音はしっかり鳴らしてくれます。

3W×2スピーカーで、個室利用だったり、ちょっと広い場所でも外部スピーカー無しで十分使えます。

とりあえず、4時間ぐらい音楽ライブ映像を流しながら、このXGIMI MoGo Pro内蔵のharman/kardonスピーカーで聞き続けてますが、バランス良くクリアに鳴ってくれてます。

なにより、プロジェクター自体の動作が静かなので、スピーカーが活きるってヤツです。

XGIMI MoGo Proを実働してみる

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電源投入すると、まずはリモコンをペアリングするよう指示されます。

単4電池2本で動作しますが、付属しないので別途用意が必要です。

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リモコンは白基調なスッキリシンプルデザインなスティックタイプ。

ボタン配置は直感的で操作しやすいです。

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指示に従ってボタンを押して接続したところ、Bluetoothペアリングされました。

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言語設定もバッチリ日本語選択が可能。

非常に多くの言語に対応してるのは、Android TV OSを採用しているからでしょう。Android OS非搭載だと途端に英語・中国語・日本語だけとかだったりして、なおかつローカライズが微妙で変な日本語だったりするわけですが、そのあたりの心配は皆無。

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Android OSの各種設定を終えまして、投影位置調整を実施していきます。

設定項目もわかりやすいです。

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なお、設置位置は、適当に既存のプロジェクター横に置いてみました。

投影先となる壁の正面では無く、斜め15°ぐらいの位置になります。

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初期投影範囲はこんな感じです。

2mちょっとの距離から斜めに投影しているので、100インチぐらいのサイズで壁をはみ出てかつ斜めに搭載されています。

このままでは首が斜めになって見にくいので調整していきます。

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画像のような斜め位置からでもバッチリ調整できます。

ただし、投影サイズは小さめになります。最大で50%ぐらいのサイズになるかなというところ。

なお、自動台形補正だと、垂直方向はパッと補正してくれますが、水平方向は補正されないので、手動モードで調整していきます。

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前述した斜めな位置からの投影でしたが、個別に四隅を調整することで、画像のようにスッキリ綺麗に補正投影することができました。

縮小ズーム&四隅個別の台形補正で65インチぐらいの投影サイズにして投影です。

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ここからは、見やすいように部屋を暗めにした状態です。

まずはYouTube。

Googleアカウント連携したので、最近プレイしている「原神」おすすめ動画だったりがレコメンドされてたりします。

流石にネイティブフルHD。投影先の壁紙はあまり、投影するのに適していない素材(エンボス処理された壁紙)ですが綺麗です。

アプリの操作レスポンスもキビキビしていて、もっさりすることもないので、快適です。

2GBメモリですが、動画をガシガシ見ている分には全く問題なし。

別のアプリを導入して、色々動かしてちょっとメモリ足りなくなったかな?というような感じになったときは、バックグラウンドアプリをクリアすることも出来るので大丈夫でしょう。

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渋谷ライブカメラ映像を投影してみたり。

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ハーフHD(1,280×720)ソースの動画を再生。

フレームドロップはほぼ発生せず。まぁ、720pですので当然といえます。

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続いて、4Kゲームプレイ動画を再生。

流石に4kソースをダウンコンバートとはいえ、フルHDで再生し続けるのは処理落ち酷くなっちゃうかな?という想定での再生テストです。

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ほぼ、問題なし。

ちょっとドロップフレーム出てますが、再生開始時にちょっとバッファリングするために落としちゃった感じです。

4kソース(しかも60フレーム)ということで、流石にバッファがある程度喰われているので、ちょこちょこ早送りしたりする場合は多少もたつきが出るかもしれませんが、通常再生する分には余裕でした。

ハードウェアエンコーダが優秀なのでしょう。これには驚きました。

XGIMI MoGo Proのジャイロ検知とオートフォーカスが良いぞ!

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ポータブルモバイルプロジェクターともなると、いろんな場所で使用するわけです。

そうなると、ちょっと場所を変えたり、使い方を変えたときにフォーカスを合わせたり、場合によっては小さくて軽いから意図せず触っちゃって「設置がズレちゃった!」なんてこともザラにあるかと思います。

そんなときでも、このXGIMI MoGo Proなら大丈夫。

ジャイロセンサーによって、プロジェクターの移動やズレを検知したらオートフォーカス機能が働いて自動で調整してくれちゃいます。

ヒョイっと持ち上げて、適当な位置に置いたら、すぐにフォーカスを合わせてくれるので手間いらず。

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フォーカスの合わせ具合はこんな感じです。

3-5秒ぐらいでフォーカス合わせは完了します。

まぁ、いわゆるオートフォーカスなので、そりゃそうだろってヤツですが、ピント位置を中心だけじゃ無く、投影角度などをちゃんと計測して、マルチポイントで合わせに走ってくれるので、テキトーなフォーカス合わせではなく、キッチリ測定ピッタリ合わせで精度が非常に高いです。

イメージとしては、デジタル一眼などで半押ししてピント合わせを行うようなマルチポイント測定による合わせが一番近いです。

Android TV OSで、アプリ対応もバッチリ

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設置が完了したら、後は楽しむだけ!ということで、アプリを使ったりしていくわけですが、Android OSなので、Google Playストアから各種アプリが選び放題。

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各種、ビデオオンデマンドサービスやサブスクサービスなどおすすめに表示される物を用いるのがベターでしょうか。

ネットワーク接続環境があれば、外出時でも持ち運んで内蔵バッテリーで各種映像を楽しむことが可能です。

もちろん、SwitchだったりPS5などをHDMI接続して楽しむのも良いと思います。

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システムアップデートも忘れずに実行。

バグフィックスだったり、しっかりサポートされてる感があります。

いつまでアップデートが提供されるのかわかりませんが、長いことサポートされることを祈ってます。

XGIMIはプロジェクターがメインプロダクトなので、サポート面充実してるんじゃないかとここは推測。

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これまで、画像左にあるプロジェクターを用いてきましたが、サイズは1/6ぐらいで同等以上の機能・性能を実現できてしまいました。

まぁ、価格は4倍ぐらいなんですけども。

左のプロジェクターもネイティブフルHDですし、台形補正も同様に四隅調整が可能で斜めからの投影に対応出来ているので、個人的には気に入っています。

コスパを求めたら既存プロジェクターでも良いんですが、やっぱりオートフォーカスは偉大ですし、発熱具合・動作音の静かさ、Android OSの搭載、バッテリー動作などなどやっぱり良い物は良いのです。

良い物を体感してしまうと、何らかの妥協をした物には戻れなくなっちゃいます。

XGIMI MoGo Proはとにかく静かでハイクオリティ

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低騒音冷却システムを採用することによって、廃熱が効率化された結果、基本的に30db以下に抑えることができたそうです。

もちろん、数値上30db以下となれば図書館よりも静かなわけで、でも実際にはきになるんでしょう?低減されているといっても...ねぇ?と穿った見方をしてましたが、本当に静かです。

図書館で使用しても全く問題ないレベル。「作業音ほぼなし!」というだけのことはあります。

想像していた3倍ぐらい静かでした。

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プロジェクターの動作音を気にしなくて良いのが、こんなに快適だとは思いませんでした。

良い意味でプロジェクターに対するイメージが大きく変わりました。

動作音がするのが当たり前だと思って長いこと、いろんなプロジェクターを使ってきましたが、常識が覆された感じです。

高解像度ですし、ビジネスモードも備えていたりするので、データプロジェクターとしてビジネス利用しても良いと思います。

何せ持ち運んで、バッテリー動作で2~4時間行けるわけですから、その手の利用もバッチリ対応してくれることでしょう。

敢えて改善していただきたい点を挙げるとすれば、以下の点でしょうか。

  • バッテリー残量がパーセンテージなどで確認出来ない
  • 説明書が部分的な機能に限った物でAndroid OSに関する説明がない

バッテリーはアイコンで確認するしかなさそうなので、シビアに管理したい方は若干不安になるかもしれません。できれば、10%単位とかでいいので数字で確認出来ると良いかなと。

Android OSについては、まぁスマホなんかもおんなじ感じなので、気にする点ではないかもしれません。

満足できるポイントが多すぎて、不満らしい不満が無い完成度の高い商品といえるでしょう。

もう、その辺の安価なプロジェクターには戻れない気がします。ハイクオリティかつコンパクト、そして持ち運んでのワイヤレス使用が可能なプロジェクターをお探しであれば是非。

楽天市場店および、Amazon.co.jp などで取り扱いがあり、時折セールしていますので、ちょこちょこ覗かれることをオススメします。

セールを見かけたときには、別途記事作成してたりもします。

XGIMI MOGO Pro

XGIMI MoGo Pro / Amazon.co.jp
 

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