iPhone/Androidと連携可能で、主に以下の機能を備えるスマートウォッチになります。
- 歩数計
- 活動量計
- 睡眠モニタリング
- 各種通知
- 多種のエクササイズの記録
1.4インチ スマートバンド HDタッチスクリーンを採用し、IP67防塵防水性能を備えたモデルとなります。
iPhone/Androidと連携可能で、主に以下の機能を備えるスマートウォッチになります。
1.4インチ スマートバンド HDタッチスクリーンを採用し、IP67防塵防水性能を備えたモデルとなります。
まず、パッケージと付属品などから。
パッケージはめちゃくちゃシンプルです。
付属品については、本体と説明書のほかは、充電台、USBケーブル2本、時計として装着するためのバンド2セットがついています。
外箱を開けるとすぐにスマートウォッチの本体が現れました。
低価格帯の製品にも関わらず高級感を感じられる質感に、ちょうど良い重さの本体です。
不思議なもので、スマートウォッチは軽すぎると何となくチープな感じがしますし、一方で重すぎると手首の負担になりますのでこの辺りの設計も非常に重要なポイント。
なお、本体は防水仕様ではありますが、水泳やお風呂の湯舟でしばらく浸けてしまうような利用はできません。雨や汗、シャワーの水が少しかかるくらいならば大丈夫、程度と考えておくとよいでしょう。
本体を取り出すと、既に電源が入っている状態でした。
保護シート越しでも液晶は十分な明るさで、カラー表示のため屋外での運動中でも視認性は十分確保できます。
本体右側の突起部はボタンのように見えるため、思わず押し込みそうになりますが、ECG(心電図)機能のセンサー部になっています。当然押し込めるような構造ではありません。
Apple Watchをはじめスマートウォッチには物理ボタンに当たるものが一つまたは複数あることが多いですが、本製品は基本的にすべての操作をタッチパネルで行います。
本体背面です。
右側の金色の部分が充電端子になっており、それ以外はセンサー部になっています。
二つ付属しているバンドのうち、一つを取り付けてみました。
こちらはスポーツ用のラバー系の素材で、もう一つはビジネス用の合皮のような素材です。
はじめからこの2種類が付いているのはうれしいですね。
皮系のバンドは運動に向きませんし、逆にラバー系のバンドはスーツ姿には合いません。
しかし、睡眠時を含めて常時装着していることが望まれるスマートウォッチにはうれしい配慮です。取り付けと取り外しの方法は少しクセがありますが、慣れれば容易に行うことができます。
愛用中のFitbit Charge 2とApple Watchとの間に並べてみました。
Apple Watchを意識して作られたのか、サイズ感としてはほぼ同じです。
充電用の台座はこんな感じ。
ケーブルを差し込んで通電させると、充電台の最下部がオレンジ色に光ります。
シャレてますね。
手前のコネクタにUSBケーブルを差し込んで利用します。
上から見ると充電台に乗っていることが分かりにくいですが、逆に言えば必要最小限のサイズにおさめられています。
さらに、本体を乗せて充電状態になると充電台の光る色が緑に変わります。
スマートウォッチの充電台はマグネットの構造がつけられていても「充電台に置いたつもりが実は本体と充電台の接触部がうまくハマっておらず、きちんと充電できていなかった」というミスが起こりがちですが、このように光で確認できると目で見て接続状態が識別でき、そのような事態の発生を防いでくれます。
これは、二本付属していたUSBケーブルのうち、充電台への接続に使っているものとは異なる、もう一本のケーブルを本体に接続したところです。
写真を見て分かる通り、マグネットで直接充電部へ接続するケーブルになっています。
つまり、この製品は充電方式が充電台式と直接接続式の2つが用意されており、ケーブルも別になっています。
そのため、どちらか一方は自宅に固定で置いておき、もう一方を持ち歩くか、職場に置いておくなどの活用方法が考えられます。
また、本機のような独自ブランドのスマートウォッチでApple Watchと同じく専用の充電機器が必要になってしまうと、Apple Watchのようには互換品が手に入らないために、故障時のことを懸念される方もおられると思います。
しかし、少なくともこのように充電の仕組みが2つ個別に用意されていますので、そのような不安もある程度払拭することができます。
自宅と会社とか、2カ所で使い分けしても良いかもしれません。
本機には3種類の時計のデザインが用意されています。
アナログ時計ベースの文字盤デザインが標準で用意されていないのが若干さみしいですが、上か下にスワイプするだけで気分に合わせて簡単に文字盤のデザインを変えられるのは良いですね。
中でも液晶が大きく、文字も見やすいので、一番情報量の多い文字盤のデザインを使う人が多いのではないかと思います。
Apple WatchのSiriのように本機には音声を認識するような機能はありませんが、ウォーキングなどの運動をする時にメニュー画面から対象のエクササイズを選択するだけで自動的に専用のモードに切り替わります。
続いて、試しにOutdoor Walkを選択してみたところです。
このように、すぐにOutdoor Walkのモードに切り替わってくれました。
ただ、標準で表示されるのが心拍数と消費カロリーになっているのが少し残念なところです。
心拍数が表示されるは良いのですが、やはりウォーキングとなると、「このくらいの距離を歩こう」とか、「8,000歩以上は歩こう」という目標を設定することが多いと思います。あまり「何キロカロリー以上は消費しよう」と考えて運動することは少ないのではないでしょうか。
どのくらいのカロリーを消費したかは、後でアプリ上に転送されていて、確認ができれば十分です。
そういう意味で、リアルタイムには心拍数に加えて「歩いた距離」または「歩数」を表示してくれると良いな~と思った次第。
なお、左右の腕でFitbit Charge 2と一緒につけてウォーキングをしてみましたが、カウントされる歩数に若干の差はあるものの、ほぼ同程度の精度でした。
様々なセンサーを駆使した血中酸素などの測定機能、ストップウォッチ機能、携帯本体を探す機能などがあります。
携帯本体を鳴らす機能はApple Watchにもありますね。
同じような機能かと思いましたが、そこは携帯本体との互換性問題が出るところなのか、携帯がマナーモードになっているとバイブレーションが若干震えるだけで音を強制的に鳴らすことはできませんでした。
この機能に限っては、おまけ程度に考えた方が良さそうです。
本機にも専用のアプリが用意されています。
説明書にQRコードが印字されていて、それをスマホで読み取るだけでダウンロードすることができます。
アプリは、白と黒を中心としたシンプルなデザインになっています。
携帯と連携させるアプリの設定や、一日の歩数の目標値の設定など、様々な細かな設定はスマートウォッチ本体からではなくアプリから行います。
次に、数ある機能の中から、歩数計の部分を表示してみました。
初期設定は一日の歩数目標が8000歩になっていて、このように目標を達成した日は下部にある円の部分が濃いオレンジで表示されます。
妙に多機能で直感的に分かりにくいアプリよりも、基本的にはシンプルなデザインで良いと思うのですが、残念だなと思ったところが一つありました。
iPhoneには黒を基調とした表示に変更する「ダークモード」という画面の表示モードがあります。しかし、本アプリはダークモードに未対応のため、ダークモードのままアプリを開くと次のような表示になってしまいます。
この辺りはアプリ側のできるだけ早い対応を待ちたいところです。
このように、Apple Watchや業界大手のFitbitに比べると、足りなかったり、もう一歩だなと思ったりする機能もありますが、逆にそれらには実装されていない機能も本製品は持っています。
そういう意味でも、本製品の価格帯では頑張っている方ではないかと思います。
スマートウォッチをこれまで持ったことがなく、必要十分な機能を備えた購入しやすい価格帯の製品でまずはその使用感を試してみたい、といったニーズには十分応えてくれるでしょう。
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