「いきなりPDF for自炊」でサクッと自炊はせずに、端末にあわせたファイルサイズの最適化を実施

いきなりPDF for自炊

書籍のPDFやJPEGファイルをiPadなどのタブレット端末用にまとめて最適化することができちゃう いきなりPDF for自炊 で、電子書籍化を容易に実現!というか極める!というので、どんなものかと使ってみることに。

何気にWeb限定販売のようです。(自炊ソフトを店頭で売れるほど自炊が普及していないともいえます)

使うデバイスを選択するだけで、最適な形式のPDFに変換してくれる上に、Panasonic製の高性能らしいOCRエンジンを搭載しているということで、精度の高いテキスト化もできちゃうということで、お値段なりの価値があるのではないかという期待がもてます。

ただ、ぶっちゃけてしまうと、Adobe Acrobat X Standard Windows版を持っている(バンドル版ですが)ので、このいきなりPDF for自炊を使わなくても、余裕でPDF化できちゃうんので、今回はその手頃感をファイルサイズという面で実感したいがために導入して自炊補助ソフトとして使用してみるわけです。

自炊による電子書籍化→端末にあわせた最適化は以下の機器を用いて行います。

電子書籍化を「極める」とまで書いているだけに、手軽なPDF化を期待。

 

まずは、パッケージ開封。

いきなりPDF for自炊自体は、ダウンロード版も販売されてます。

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パッケージは至って普通。

 

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裏面に特徴などが記載されてます。

 

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中もシンプル。

 

サクッとインストールします。

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ドライブの中身。

 

「インストールする」ファイルを実行して放っておいたらインストールが完了しちゃってました。

なんというお手軽さ・・・インストール先ぐらい指定させてくれても良いのに。

(後で確認したら、一定時間待機後に自動でインストールする仕様でした。)

 

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インストールが完了してたので、ソフトをサクッと起動。

あとはこの画面上に、最適化したいファイルをドラッグ&ドロップするだけというお手軽さ。

 

適当にPDFファイルをドロップしたところ、ジョブの設定画面が出てきました。

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各端末向けの設定がプリセットされてます。

主に解像度を合わせる形でのプリセットで、細かな設定は「編集」から変更可能。

 

機能は主なものとして以下がありますが、今回はデフォルト設定で使用しています。

  • 解像度の変更:変換後の解像度を指定できます
  • 画質の変更:画像の圧縮比率などをお好みに応じて調整できます
  • ファイルの分割:指定したページ数ごとにファイルを自動分割できます
  • カラー・モノクロ自動判別:カラー以外のページを自動でモノクロ化
  • 閲覧パスワードの設定:ファイル仕様時にパスワード認証化できます

 

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ここでは試しにiPhone4向け設定で変換させてみることに。

 

元データは、漫画onWebで完全無償公開されている「ブラックジャックによろしく」です。

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変換待ちタスクに入りました。

 

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変換中・・・。待ち時間は211ページで、2~3分ぐらい?な感覚。元データによって変わってきそうです。

 

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さっくり最適化が完了。

今回は1ファイルでしたが、複数ファイルまとめて実施できるのは便利。

 

iPhone4向けにファイルサイズを最適化した結果が以下。

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元データ(25.8MB)

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変換最適化後(17.2MB)

思ったより減っていませんでした。大体3割減といったところ。

ただ、これは無償公開されているPDF自体の解像度がそれほど高くないためで、自分で自炊する分にはもっとサイズが減少します。

300dpiでスキャンした漫画では88MBあったものが、最適化後に21MBと約1/4と約75%も減少しているので、やはり元データ次第です。

 

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最適化したPDFをiPhone4で閲覧したものをキャプチャしています。

ファイルサイズ減少に伴う劣化はそれほど無いように見えます。

ただ、これだとよくわからないので、文字的なものを拡大してみることにしました。

 

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最適化「後」のデータ。ぐっと拡大してます。

文字は破綻こそしていないものの、だいぶぼやけた形になっています。視認性はさほど悪くないです。

 

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こちらが最適化「前」。

最適化後と比べると、そのすっきり具合がおわかりいただけるかと。

無償公開されているデータでこの差で済んでますが、自炊した高解像度PDFファイルだともうちょっと差は顕著にでてきます。

 

とはいえ、最適化して解像度を落としたものであっても、実用性のほどは十分。

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これが、最適化「後」のデータで、普通にみた場合の見え方です。(横画面モードで閲覧)

文字は普通に読めますし、圧縮され具合もさほど気にならず。

 

と、いうことでここまでざっくり書いておいて、自宅でちゃんと自炊したデータでの画像比較してないじゃん!ということに気がつきました。

まぁ、目的がファイルサイズ最適化だったので、公開されているさほど高解像度じゃないものであっても、ファイルサイズをしっかり落としながら実用性を十分に担保できる状態であるということが確認できたのでよしとします。

 

この「いきなりPDF for自炊」を用いて、高解像度はPDFを端末にあわせた適切なファイルサイズにし、モバイル端末のストレージ容量をさほど圧迫することなく、実用性を十分にもって数多くの電子書籍なPDFを持ち歩く事が可能になるという目的は達成できました。

元データはちゃんと残ったままですので、複製する形でファイルサイズを減らしたものをコピー化できます。

元データはバックアップをしっかりしておいて、持ち出しようのファイルを別途作成する、そしてそのファイルサイズを極力抑えることができるため、今後も目的に応じて使っていけそうです。

 

何より操作が「いきなりPDF」という商品名の通り、何も考えずに見たまま「いきなり」できちゃうというのが何よりの魅力だと思います。

今回はPDFそのものの最適化だけ実施しましたが、JPGファイルをとりまとめて処理したりすることも可能だったり、参考書などの中身を検索できるようにOCRかけたりすることもできるので、用途に応じて投資しちゃってもいいかな~と思えたら買いといえそうです。

何気に今なら11/30までの期間限定でダウンロード版がCD-ROM版と比較して2,000円安いので、狙い時だったりします。

いきなりPDF for自炊

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