「AMD VISHERAブロガー勉強会」 - ASUSマザーボードぷち勉強 #AMD勉強会

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前回記事「AMD VISHERAブロガー勉強会」 - FXシリーズCPUのお勉強に続いて、AMD勉強会でプロセッサと共にいただけることとなったマザーボードがASUS AMD 990FX/SB950チップセット搭載 ATXマザーボード SABERTOOTH 990FX R2.0だったということもあって、ASUSオンラインショップ担当者さんによるプチ勉強会が開催されました。

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お題は「3分でわかるAMD AM3+マザーボードのすべて」と「15分でわかるTUF製品のすべて」いうことで、合計18分でASUSのマザーボードが丸わかり♪というお手軽かつ有り難い内容。

特にTUF製品のタフさについてはかなり無知な部類だったので非常に勉強になりました。

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まずは、AMD勉強会なのでIntelのことは放っておいて、AMDマザーボードのSocketAM3+におけるラインナップ。

上から

  • ゲーマー/オーバークロッカー向け
  • 安定稼働/サーバ向け
  • スタンダードモデル

という、構成。

Intelプラットフォームだと「これでもか!」と把握できないぐらいのラインナップを揃えてきてたりするわけですが、AMD向けは非常にわかりやす構成で「3分でわかる」と銘打つのも納得。

ちなみに、オーバークロッカー向けなASUS AMD 990FX/SB950チップセット搭載マザーボード CROSSHAIR V FORMULA-Zは勉強会の翌日に販売と言うことで、今回の勉強会には間に合わず・・・ということで、もしかしたらCROSSHAIR V FORMULA-Zがいただけたのかも!と思うと若干残念な気がしないでもないですが、ゲームもオーバークロックもあまり手を出さないので、TUFシリーズなSABERTOOTHで良かったのだと自分の中で勝手に納得。

通常ASUSはリビジョン商法を取っていないんだけどな~と思っていたら、どうもAM3+環境について、チップセットが更新されない(ずっと9シリーズのまま)こともあって、新モデルとしにくいという裏話があるようです。

とはいえ、チップセット以外の部分については最新のトレンドを追っていかなければならないので、AM3+マザーボードについてはリビジョンアップをして各種構成をグレードアップして販売する形を取っているとのこと。

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で、3種のラインナップではありますが、いずれも電源回路は基本的にデジタル化されていて、8+8+2フェーズなトリプルデジタル回路を採用してますよ!と。電源回路についてはASUSさんお得意の部類なので、全面的にアピールする形なのでしょう。

その分だけコストもかかってはいますが、安定稼働には欠かせません。

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そして今回、初めて知ったのがこの「USB BIOS Flashback」機能。

USBメモリ経由でのBIOSアップデートは知ってましたが、CPUもメモリも無くても大丈夫というのはちょっとした驚きでした。

電源さえマザーボードに供給できていればOKというのはまさに究極。

これであれば、いわゆる「新しいCPU買ったけど、BIOS更新しないと使えなくて・・・結局中古で古いCPU買ったよ・・・」なんてことが防げちゃうわけですね。素晴らしい。

また、マザーボードONLYで更新ができるため、パーツの不具合に影響を受けることが無いというのもポイントでしょうか。

 

はい、ここまでで3分です。ASUSのAM3+なマザーボードについてご理解いただけましたでしょうか。

  1. 用途別の3ラインナップを用意
  2. 電源回路が安定稼働重視でコストかけた構成になってる
  3. BIOSの更新はCPUもメモリも不要

と、そんなところです。

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そしてここからがある種メインなTUFシリーズ。

軍用規格に加えて長時間連続稼働が前提なサーバークラスの耐久性を備えた構成のシリーズ品です。

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TUFシリーズはとにかく高い耐久性を追い求めたモデルで、軍用規格をしっかりクリアした各種パーツを採用することが前提となっています。

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加えてサーバ製品として販売されているものと同等の耐久テストを実施しているので、最初に挙げたスタンダードモデルなどとは異なり、過酷な環境でもきちんと動作する・させることを目的とした造りになっています。

あっつい環境だろうが、寒すぎる環境だろうが問題なく動作できないとTUFシリーズとしては認められないのです。

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その耐久性はもはや「宇宙でも使えてしまうほどの過酷さをクリアしている」ということで、これ以上ないでしょ!というぐらい極端な環境でテストされています。-40度から85度を行ったり来たりするような環境でテストとか・・・そこまでやる?というレベル。

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そんな過酷なテストをくぐり抜けてきた商品だからこその5年保証なわけです。

通常モデルであればいいとこ1年保証ですが、5年です。5倍です。

ただ、ここにはちょいとした落とし穴があって、国内販売製品については代理店さんの大人の都合とか販路とか・・・まぁ、いわゆる事情によって残念ながら、代理店保証は1年に留まってます。

ただし、グローバルなASUSの保証としてはしっかり5年ついてますので、ハードディスクなどでよくあるRMA(Return Merchandise Authorization:返品保証)といっしょで、海外のサポートへ製品を送る形を取れば、送料はかかるもののしっかり5年間保証を受けることができるとのことなので、もしもの時はしっかり保証を受けることができるという安心感はあります。

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さらにTUFシリーズは耐久性だけでなく、放熱性能も向上させていて、基盤構成を見るとよくわかるんですが、セラミックコーティングされた部分が随所に見られ、そこから放熱することで基盤に熱をとどめないような造りになっているそうです。

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ぱっと見はわかりにくいんですが、放熱面積を広くとるために表面に凸凹処理を施されているそうです。

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そして便利そうなのがこの温度監視レーダー「TUF Thermal Radar」。

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10個もの温度センサーがマザーボード上に設置されていて、それぞれの温度をリアルタイムに測定することがかのうとなってます。

通常のマザーボードだと、CPUとチップセットとかそのぐらいな感じなのに対して10箇所ということで、どの部分に熱だまりがあるのかなどが容易に把握可能となっています。

また、温度が高い部分を冷やすように搭載しているファンをそのままコントロールすることができるなど、マザーボードに優しいナイスな機能です。

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温度だけでなく、コントロールしているファンの回転数および、電圧までもが把握可能。

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10箇所でモニタできて、その場で調整することができて、しかもその調整したファン回転数などをプロファイル化することができると。

このように、サーバーグレードならではの配慮がそこかしこにされているわけですね。

このあたりは実際にPCと組み上げた際に確認したいと思います。

 

そして、ここからはASUSによる最近のASUS推し。

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ASUSはTCOを推進するよ!とにもかくにも、TCO!TCO!だそうで。

TCOとは簡単にいうと、PCとして購入してから廃棄するまでにかかる総合計費用を抑えますよ!長いこと安定稼働できるし、トラブルも少ない構成にしているし、最初から拡張前提で作られてたりするから特にメンテもお金かかりにくいよ!ということらしいです。

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みんな「購入するときの商品単価しかみてない」傾向にあるけれど、実際問題として「安かろう悪かろう」問題とか体験したことってあるよね?的な感じで、面倒な故障やトラブルなどを押さえることによって手間暇とお金をかけずに最終的には得をするという損して楽とれというと微妙ですが、とにかくトータルコストを意識していると。

ASUS社内では「TCO」が常に合い言葉になっているぐらいだそうです。

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こういった、TCOを推進している裏側に透けて見えるのは、やはり「ASUSのマザーは高品質だけど高い」というイメージがあるからなのかもしれません。

個人的にはASUS大好きで、高品質による恩恵をだいぶ受けてきてますし、結構過酷な環境でもノントラブルで動いてくれたりとかなり信頼しているんですが、一般ユーザからすると「良くても高い」「過剰品質」と思われてしまっている側面も否定できず。

実はこのASUSぷち勉強会の後に「東京ゲームナイト」を運営されている方の話も聞けたんですが、システム負荷を常時80~100%とかかけ続けてしまうような使い方(ハイエンド3Dゲームや動画エンコード、動画配信など)をしていると、どうしてもPCは1年くらいでどこかしら壊れてしまうそうです。体験談としてですが。

電源も50%程度の使用率が一番効率がいいですし、PCも同じようなものなんでしょうね。

東京ゲームナイト運営者さんは、壊れたら一式買い換えてしまうそうですが、たいていの方は早々買い換えできないので、なんとか動いて貰いたいところでしょう。そんなわけで、ランニングコストというか、メンテナンスコストも保険のようなもので担保できるだけの品質とすることで、結果お得なんだよ!というアピールに注力している模様。

つまるところ、ASUSの過剰品質ともいえる構成の電源回路や各種パーツはそういった使い方であってもきちんと動作し続けるだけの品質・耐久性を備えているところにメリットがあり、それ故にお値段も他社製と比較してちょいと上乗せされているという感じなのでしょう。

TUF製品はその最たる例といえそうです。

そういった側面についての話を聞いていて、やっぱりASUSマザーボードを選択肢続けて良かったなと改めて思った次第。

常に100%の負荷をかけ続ける事はまず無いですが、50%~70%の負荷をかけ続けることはしばしばあるのと、トラブル発生時にかける時間があまり確保できない(とはいえ、トラブル発生時はむりくり時間確保しますが)ことを考えると、これからも「過剰品質」ともいえるASUS製品を第一候補として購入検討していこうかな・・と。

最近、結構ASUSと構成が似ていて+αでおもしろ機能を載せてきているASRockも面白いな~とか思ってたんですが、あまり表だってはいえない話ですが、ASUSで搭載した機能をオマージュ・・・とでもいいますか、そんな塩梅で似たような感じで載せてきてしまっているようだというニュアンスのお話を聞いたりしてちょっとアレかな~なんて。

関連企業(子会社)とはいえ、信頼性を重視するならASUSを選ぶべきでしょう。ASRockは自分の中ではちょいとキワモノ扱い。

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と、色々書いてきましたが、最後に。

ASUSの読み方は正式に「エイスース」と相成りましたよ!というお知らせ。

これまでいろいろな読み方があった(個人的にはアスース)んですが、もう正式決定で本腰入れて呼び名を普及させてくそうです。「自由に読んでOK」とかやってきたツケなような気もしますが、統一してくれるならそれに越したことはありません。

Say ASUS Song という「エイスースと読んでね!」という動画がYouTubeにアップされてたりするので、お暇なら見てみてください。

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