Amazon直販でお酒の取り扱いが開始されるも生酒無しでクール便に非対応っぽいけど、Amazon Fresh国内展開への一歩かも

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Amazonでお酒の取扱いが開始されました。

「生酒」もしくは「ひやおろし」が好きな身としては、配送についてどうなるのかが気になったのです。

昨年2013年の10月下旬に、クール宅急便についての仕分けが徹底されていないという報道(主に温度管理)がなされ、お詫びおよび対策となる「「クール宅急便」の温度管理に関する調査結果、および今後の再発防止策について」が発表されたのが記憶に新しいところ。

これにより、温度管理が徹底されることになって配送コストが上昇。ヤマトだけでなく、他社も管理の徹底とコスト増という形になっているはず。

一部のお酒(※特に火入れしていない生酒)についてはクール便必須であり、チェック体制の強化もあってか1配送あたりの梱包本数が減らされた(減らさないと配送受理して貰えない)という話もあるそうです。

そこへ追い打ちを掛けるかのごとく、消費税増税と、クロネコヤマトの法人向け取扱料金が大幅値上げで物流も脱デフレか?といった話題が流れている中で、Amazonが1手打ってきた形。

となれば、生酒の取り扱い状況を確認せねば!となるわけです。

Amazonは(今のところ)生酒を取り扱わない

配送コストが上昇する中、Amazonはどういう形で価格競争力を維持しながらクール便が必要となることが多いお酒を扱うんだろう?と疑問に思い、Amazon お酒カテゴリページを見てみたんですが、ものの見事に「生酒」を取り扱わず、通常配送(Amazonお得意の梱包)で配送する気満々な感じでございました。

「無濾過 生」といったワードで検索してみても、出てくるのはマーケットプレイスでAmazon取り扱いな商品が皆無。どれも送料が別途かかる商品ばかりです。

Amazonが生酒を取り扱ったとしたらどうなるか

つまるところ、いわゆる常温配送が可能な「火入れ」された日本酒をメインとし、クール便が必要な(配送コストのかかる)生酒については取り扱わないことで、需要の大半を担うであろうスーパーなどの量販店対抗を実施というところなのかもしれません。

とはいえ、地酒やシングルモルト・ウィスキーに力を入れて、特に地酒は47都道府県の銘酒をそろえ、日本酒で1,000種以上、焼酎で1,400種以上を取扱うという力の入れよう。お値段も、商品によって様々ですが、ザっと見た限りAmazonらしいお得感ありなので、そんじょそこらのスーパーじゃ太刀打ちできないでしょう。

配送料だって直販なので無料です。

そしてシングルモルト・ウィスキーは、国内すべての蒸留所の商品をカバーするなど、広大な倉庫を持つが故のラインナップをサービス開始当初から揃えてくるあたりは流石というしかありません。

Amazon Freshが国内展開への一歩か

そんなAmazonの酒取り扱い状況ですが、クール便にバッチリ対応しないとも言い切れず、今対応していないだけで気がついたら送料無料で生酒をバッチリクール便で送ってきてくれちゃうかもしれません。すでにアメリカの一部地域では「Amazon Fresh」という名称で生鮮食品配送サービスも開始しています。日本国内での展開はまだですが、クール便に手を出す素地はできつつある気がしてなりません。

そ うなると、全国津々浦々の酒屋さんは結構なダメージを食らっちゃうんじゃないですかね。少なくともマーケットプレイスで出品している業者さんは軒並み Amazonに卸たりする形をとらないとやってられない状況に陥るかもしれません。Amazonならやりかねない・・そう思うのは自分だけでしょうか。

一部のプレミアムがつくようなお酒ならいざ知らず、割と一般的なお酒は軒並みAmazonに持って行かれてしまうかもしれません。

割とお酒に力を入れているビックカメラ ビック酒販も10,000円以上でないと送料無料になりませんし・・現状、対抗できそうなネットショップサイトはなんでも酒やカクヤスぐらいでしょうか。

ただ、カクヤスは「お届けエリア内の店舗にある在庫品」が1本から送料無料なだけで、その対象エリアは現状「東京、神奈川、埼玉、大阪の一部地域」に限られてます。それ以外は2,500円以上でないと送料がかかる(とはいえ敷居は低い)のが現状。

お酒に限ってはこの状況ですが、生鮮食品だと対抗馬はらでぃっしゅぼーやや、オイシックス、あとは地域店舗から配送するネットスーパーとなりそうですが、こと送料という大きなコストがAmazonによって破壊されるような状況になると、物流含めエライことになりそうです。

なんでもAmazonでいいのか?というと、個人的な答えはNO!ですが、想像とはいえAmazonがクール便対応してくると考えただけで市場に新たな革命が起こってしまうという恐ろしさを秘めているんだなと思った次第。

 

まぁ、そのあたり展開は追っていくとして、ちょっとお酒コーナー覗いてみていたら、マーケットプレイスでも結構良い感じの商品が多数あって目移りしまくりで良い意味で困ってしまったり。

お 高いのに手を出すのもアレなので、1,000円札1枚でサクッと(送料込みで)買えて飲み比べできちゃうセットなんかもあって、気軽に家で一人飲みしたり するのにコスパいいんじゃない?ということで、「花の舞 飲み比べセット300ml×3本」を注文してみたりしました。

Amazonがどんな商品取り扱いをしてこようが、マーケットプレイスは独自性を出していけば生き残れる(逆に独自性無しは生き残れない)ので、商品力だけでなく、商品の魅力を引き出す商品作りを頑張っていって貰えればイチ消費者として嬉しい限りだなと。

花の舞 飲み比べセット300ml×3本
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