
LABEWVI 電熱ベスト ヒーターベスト 3段階温度調節 前後独立 温度設定 モバイルバッテリー付きモデルです。
まだ時折、暑い日もあったり湿気が多かったりする中で、少し気が早い気もしますが、これからどんどん気温は下がっていくので秋~冬の季節に活躍すること間違いなしな電熱ヒートベストです。
このジャンルについては過去3年ぐらい、いろいろな商品を見て触って・使ってきましたが、本製品は以下のような特徴があります。
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合計6枚のヒーターを内蔵(11ヒーター搭載品 もあるが、領域広すぎかなと)
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45度~60度の間で3段階の温度調節(前後独立型スイッチ内蔵)
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約450gの軽量設計&裏地アルミプリントによる保温デザイン
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洗濯機での丸洗いや、手洗いが可能
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バッテリーウェイクアップ機能
【付属品】
本製品の付属品は以下の通り。
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電熱ベスト本体
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取り扱い説明書
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モバイルバッテリー(容量10,000mAh)
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防水カバー
一般的な電熱ベストは、基本的にバッテリーが別売な感じですが、本商品にはセットで付いてきます。
通常のモバイルバッテリーとしても使うことができるので、使い勝手は良いでしょう。
【製品外観】

本製品はSサイズ~XXLサイズまで、5つのサイズが準備されていますので、身長150cm~182cmの方まで対応可能です。
今回は最も大きいサイズのXXLサイズでのレビューとなります。
本製品の色はメーカー表記では「緑」と記載がありますが、緑は緑でも写真を見ていただければ分かる通り、深緑色と言った方が近いと思います。
両脇の下部分は黒い生地になっていて、ツートンカラーの面白いデザインです。
また、撥水加工がされているようですので、外出時に着ていても僅かな雨程度であれば水を弾きつつ、ヒーターで寒さから身を守ってくれることも期待できます。

両脇にはチャック付きのポケットが付いており、このようにしっかりと開きます。
ポケットの内部も手をすっぽりと入れられるサイズが確保されていますので、それぞれ両脇のポケットに手を入れることもできます。

また、左側の胸元部分にヒーターのON/OFF兼、温かさレベルを切り替えるための物理スイッチがあります。
スイッチは前面のヒーター用(右側)と背部のヒーター用(左側)とでそれぞれ分かれていますので、バイクに乗ったりして風を受けるようなシーンでは前面だけ強モードにして、背面は弱モードにしたりと使い分けが可能。

次に、製品の裏地部分です。
キラキラと反射して見えると思いますが、裏地はアルミプリント素材になっており、6枚のヒーターでも輻射熱でしっかりと全体で温かさをキープしてくれるような工夫がされています。

付属のモバイルバッテリーです。
小型ながら10,000mAhと比較的大容量で、3段階のうちの一番温かいモードで3.5時間、二番目のモードで4.5時間、三番目の最も温かさが弱いモードで約7時間持つとのこと。
一番温かいモードでも3時間以上持てば、朝のガーデニングや散歩、バイクでのちょっとしたお出かけでも十分活用できそうです。
もちろん、このモバイルバッテリーは本製品専用というわけではありませんので、別途ケーブルは必要になりますがスマホなどのバッテリーが急になくなってしまった場合の充電に利用することもできます。
逆にもっと長時間使いたい、というような場合には、お手持ちの大容量モバイルバッテリーを接続する、という手もあります。
重量を考えると使用感的には10,000mAhクラスまでの方がいいんじゃないかなと思います。

こちらは、モバイルバッテリーのコネクタ側面です。
このようにUSBの出力が1、入力が2(USB Type-C、MicroUSB)といった構造のため、複数の機器に同時に給電することはできません。
あまり同時使用することは考えにくいですが、おそらく出力に2ポート使ってしまうと、ヒーターに供給する電力が足りなくなってしまうのでしょう。
なお、付属の充電用ケーブルはMicroUSBとなります。
家庭用のコンセントの電源を変換するような部品は付属していませんので、USBタイプの差込口をお持ちでない場合は別途準備が必要です。

次に、こちらはモバイルバッテリーへ接続するコネクタです。
ベストの左内側下部にあるポケットにこのケーブルがありますので、キャップを取り外してモバイルバッテリーを接続します。
ポケット部は大きいため、モバイルバッテリーを入れてもかなり余裕があります。
なお、本製品を洗濯する際には、写真の端子の下側に見えているキャップでコネクターを改めて覆い、コネクター内部に水が入らないように留意する必要があります。

ちなみに、生地の内側にこのように四角の縫い目がついており、ここにヒータープレートが入っています。そのため、裏地を見れば温かくなる場所の目安がだいたいこれで分かります。

また、左胸の部分にもう一つ深めのポケットがあります。
何に使用するのかは使う方次第かなと。
【使用感】

まず、ヒーターをオンにせずに単純に着用してみました。
軽量を謳っているだけあって、着用していてもモバイルバッテリーの重さ以外はほぼ気にならないくらい軽いです。
素材のおかげも相まって、ヒーターを使わなくても温かさを感じます。

胸のヒーターのスイッチを押してみました。
ボタンを長押しすると電源がONになって赤くランプが点灯し、以降はポチポチと短く押すごとに温かさのモードが切り替わります。


温かさの設定モードも、赤(一番温かい)、青(2番目の温かさ)、緑(一番弱い温かさ)と、色違いで点灯するため、視覚的にも動作モードが分かりやすくなっています。

こちらは裏面のヒーターのみをONにしたところです。
左側のランプが点灯しているため、右側も写真では少し光って見えますが、実際には消えています。
このように、前面と背面とでヒーターのスイッチが独立しているため、前面はOFFにして背面のみをONにしたり、前面は高い温度のモードで背面は低い温度のモードにしたりするなど、お好みに合わせて様々な組み合わせの温度コントロールが可能です。
その日の天候や気温に合わせて調整もしやすいと思います。
さて、視覚的にはお見せできないのが残念ですが、スイッチを入れてから約30秒後くらいには体感ではっきり分かるほど温かくなってきました。本当にあっという間という感覚です。
冬場のエアコンやファンヒーター、石油ストーブなどでは「部屋全体を暖める」ということが前提にあるため、スイッチをONにしてから温かくなるまで、非常に時間がかかってしまいます。
一方で本製品であれば、僅かな時間でポカポカと温かくなりますので、お部屋が温まるまでの間、寒い中を我慢しなければいけない、といった状況から解放されます。
また、本製品には首元までを覆う襟の部分がありますので、冬場はマフラー等がなくてもある程度首元まで温かさをキープできそうです。
さらに、襟の後ろ側にもヒーターが入っていますので、首が直接温められて、とても気持ちがよく感じました。寒さ対策としてだけでなく、肩こり持ちの方にも良いかもしれません。
寝る前にモバイルバッテリーを充電しつつ、本製品をベッドの近くに置いておき、朝目覚めたらモバイルバッテリーを接続して本製品を羽織り、スイッチON!とすればすぐ温かくなりますので、冬場の朝一番に家族のごはんを作る方も重宝すると思います。
ちなみに、本製品には前述したように11ヒーター搭載モデルもあります。
こちらの方がヒーターの数が少ないためか、最大温度が僅かながら高いという違いがあるようです。
裏地の素材のおかげもあって、温かさの違いはそれほど変わらないかもしれませんが、ヒーターの配置やカバー範囲の違いと尾根段差などを商品ページで見比べながら、お好みの方をチョイスされれば良いかと思います。
なお、細かい点ですが、本製品にはウェイクアップ機能と呼ばれる便利機能があり、本製品の左胸部分にあるスイッチを操作すれば自動的にモバイルバッテリーの電源もONにしてくれました。
従来品では、まずモバイルバッテリーの電源をONにして接続し、自然にモバイルバッテリーの電源がOFFになってしまう前にベストのスイッチをONにする、というような操作をしなければならないものもあり、非常に不便でした。その辺りの不満ポイントが解消されているのも良いと思います。
本製品に限らず、この手のヒーターで温めるタイプの製品は「ベスト」と呼ばれているように、ノースリーブのものが主流です。(中には長袖のものもあります。)
ただ、秋口は問題ないと思いますが、重ね着などの工夫もできるとは言え、日本の厳しい冬になるとノースリーブでは腕が冷えてしまい、真冬には物足りなく感じてしまうかもしれません。
取り外し可能なフードや、袖部分までヒートプレートでカバーできるようなモデルが登場してくると、より活用の場が増えそうな気がするので、今後はそういった進化を期待しています。
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