面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
本田 直之 / 大和書房 (2009-01-15)
正味な話、真の面倒くさがり屋からすると「55個も法則があっても見ることが面倒」という感じ。だから、1つだけで良いと思う。
面倒くさがりなあなたがうまくいく1つの法則。
- 面倒を"先送り"にしない
これだけで、十分。
本書は面倒なことを個別に事例としてとりあげて、それぞれに対する対処法を明記しているのだけれども、個人的には「先送りにしない」ということだけをしっかり守れば問題無いように思える。
その1点だけ、きちんと守ることができれば、面倒が面倒を呼ぶこともない。何もかも先送りにしてしまうから面倒がだるま式に増えてしまうのだから。
「問題を先送りにしない」という1点でいいと書いたわけだけれども、本当にそれだけ?と思うかも知れない。
もちろん、本書に記載されているような個別の事例に沿った対処方法を実践するのは非常に効果的だ。だけれどもそれらの根本を考えると、結局その場ですぐに対応するということが何よりも大事になる。
「明日やろう・・」といって、手を付けず寝てしまえば、何をやろうとしたのか忘れてしまうこともある。
そういう状態であれば、まずちょっとでも良いから作業を実施して概要だけでもつかんでおくと、次の日に繋がっていく可能性が非常に高まる。進捗0%と、1%の差は小さいようで非常に大きい。
1%作業を開始したことによって、意識が作業に集中し、思考が作業を中心に作用するため効率があがって思っていたよりも作業が進んだということはよくあるはず。
0から1にするのは大変だけれども、1から2にするのは非常に容易。これが非常に重要。
ダイエットなんかについても「明日から走ろう・・」ではなく、「今日、少し歩いてみよう」という気持ちが肝要。雨の日だと「今日は雨だから・・・」という形でサボりがちではあるけれども、「雨でもとにかく外に出て少しでも歩く」という意識が大事。
雨の日に運動するなんて・・・と思うかも知れないが、いざ外に出てちょっと歩いてみると、想像していたよりも雨は気にならず、運動できちゃうことはザラ。意識が想像によって勝手にネガティブになっているだけで、実際に行動をすると、意識が運動をする方向に向くので雨が気にならなくなるというわけ。
もちろん、大雨の日や台風だったりした日には危険なので、別の手段を考えるべきではあるけれど。
と、いうことで本書については「問題を先送りにせず、まず1歩踏み込んでみる」ということを意識しながら読むと非常に効果的。むしろそれを意識出来る人であれば面倒が面倒を呼ぶことは無いでしょう。
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