10,000円以下なMicroATXマザー「MSI H110M GAMING」を使ってゲーミングPCを安価に組もう

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Intel H110Mチップセットを採用するMicroATXマザーボードMSI MB3575 H110M GAMINGです。

DDR4-2133メモリに対応するほか、メモリー回路を独立させることで高い性能と安定性を実現する「DDR4 Boost」対応。

ボード背面にRED LEDを装備していたり、スタジオ品質のサウンドを提供する「Audio Boost」搭載などなど機能豊富な上に、UEFI上で簡単にオーバークロック設定ができる「Game Boost」やゲーム起動やマクロをキーに割り当てられる「Gaming Hotkey」対応など、ゲーミングPCを組むことを想定した作りになっているのが特徴的な商品です。

一般的に「ゲーミングマザーボード」というと、お高いイメージが付いてくるわけですが、このMSI MB3575 H110M GAMINGはそんなユーザのイメージを打破しようと10,000円未満で購入できるという価格帯で、手を出しやすくしたユーザの懐に優しいゲーミングPCを組む上で入門用ともいえるマザーボードといえます。

そんなお手軽さが魅力のマザーボードについてちょっと見ていきます。

MSI H110M GAMINGは安いけど、チープじゃない

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MSI H110M GAMING全景。

詰まりすぎず、空きすぎずといった感じで、適度に各種チップ・コンデンサが搭載されたマザーボードです。

ブラックカラー基板にレッドカラーなスロットが目を惹きます。

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バックパネルインターフェースはこの通り。

必要十分な構成といえるんじゃないでしょうか。後述しますが、赤色LEDに加え15KV の静電保護回路を内蔵したIntel i219 LANを採用していたりこだわりの一面を見せていたりします。

MY MSI PC自作ワークショップに参加してました

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実は先日、MSIが主催するPC自作ワークショップに参加してまして、このMSI H110M GAMINGについてちょいと学んできたりしました。

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エムエスアイコンピュータジャパンにお邪魔してのワークショップ。

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会場にはMSI製品を表彰するトロフィーが並んでいたり。

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ワークショップルームはこのような感じ。

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世界に2体か3体しかないという等身大マスコットキャラクターの「ラッキー」も拝見できました。

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そこで、MSI H110M GAMINGについてのレクチャーをうけたんですが、あらためて見ると10,000円未満のマザーとは思えないぐらい、たくさんの要素が詰まってます。

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個人的に着目したポイントとしては、非常に細かな点ではあるものの、ゲーミングPCということもあるのでVGA Armorに注目。

ゴツいグラフィックスボードを搭載することも多くなってきたゲーミングマザーボードにとって、この手の細かな部分の損傷による影響は軽視できません。

その点を考慮したハンダポイント増などによる従来製品比で強度35%UPといった措置がとられているのがポイントだったり。

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PCIexスロット部。

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背面のハンダ具合はこのような感じです。

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ピンポイントでハンダ量を増加して強化されてます。

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そのほか、PCを組上げる上で特に初心者にとってネックになるのがトラブルシュート。

CPUがダメなの?メモリなの?グラボなの?それとも電源?などなど、トラブルが発生している点がわからず組み替え直しを繰り返し、結局原因がわからなかったり、複数ポイントが結果的に故障してしまったりと色々。

そんな困ったシーンでも、目視でバシッとトラブル発生ポイントがわかるようにEZデバッグLEDを備えていたり。

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この位置にLEDが備わってます。

エラー表示は気持ちの良いものではないですが、原因追及を素早く行うのに非常に効果的。

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また、ネットワークゲームが増えてきていることもあり、搭載するIntel i219LANのパフォーマンスがゲームプレイに影響することもしばしば。

PCであるが故に複数のアプリケーションがネットワークを利用するわけですが、ゲームプレイ時はとにかくゲームで使用するネットワークを最優先!など、アプリケーション上で優先順位を設定することで、効率よくゲームプレイを行えるように設定することが可能としています。

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ゲーミングユーザが追求していきたくなるオーディオ機能についてもしっかりサポート。

特に日本ケミコン製のオーディオコンデンサを採用するなど、品質重視の構成としているようです。

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控えめですが、チップセットヒートシンクはしっかりしてますし、GAMINGシリーズであることもしっかりアピール。

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CPU周りのコンデンサ、VRM、コイルといった電源設計もきちんとコストをかけた設計とされてます。

この記事を作成している時点では、時間の都合もあり、まだきちんとした構成で組上げが出来ていないんですが、ひとまずワークショップ参加で得られた知見と、実際にMSI H110M GAMINGを見て触って感じた点をザックリとレビューしてみたというところです。

ゲーミングマザーを選ぶ理由

「ゲーミングマザーボード」というか、ゲーミング構成を組むにあたり、こだわりの構成でハイエンドなパーツを用いて組上げるというのは確かに絶対的なパフォーマンスの面から言って正しいわけですが、マザーボードメーカー的にはユーザの裾野を広げないとこれからの市場展開を見越した上では厳しいというところもあり、ライトなゲームユーザを増やす一手として、このような安価なマザーボードを出してきた感じになっています。

最近のPCパーツに限らず、ライトなゲームにおいてはハイエンドな構成は不要で、ものによってはCPU内蔵のGPUでも十分遊べちゃうというものも多くなってきているので、敢えてゲーミングPCを組むという方には実は以下のような良い点があるということをもっと知って貰うべきなのだろう(知られてないから裾野が広がらない)と思います。

  • 実はゲーミングPCは性能だけでなく、耐久性も高い
    製品によっては24時間稼働を想定したテストなども実施されていたりする。OCの余地などを考慮しなければならないので、必然的に耐久性の高い設計となる。
  • 実はゲーミングPCはベース機能が底上げされている
    上述したIntel NICなど、通常のマザーボードにない高パフォーマンスパーツが用いられている。結果、細かな点で性能差が出てくる。
  • 安価なゲーミングマザーは余計な機能を削ぎ落として必要な機能にコストをかけている
    使用頻度が低いようなものはあえて排除し、別の必要要素にコストをかけしっかりとした構成に。ゲーム特化という名目で、機能が部分強化されている。

などなど、ゲームがしたいからゲーミングPCを選ぶというのは当たり前ではありますが、実はこだわりの機能を持っているマザーボードがゲーミングマザーだったということも良くあります。

研究でグラフィックスボードによるGPGPU演算をガッツリやる!とした際に、必要要件を満たしているのがゲーミングマザーだった・・などなど。特にグラフィックスボードの性能をフルに引き出すための要素・機能がゲーミングマザーボードには備わっていて、普通のマザーではその性能を生かし切れていないなんてケースもザラなので、こだわりのPCを組まれる際には、ゲームプレイの有無はさておいて、ゲーミングマザーボードを選択肢として持っておくというのが意外と重要だったりします。

MSI H110Mで組むのなら

本題に戻りまして、今回のMSI H110M GAMINGについてはマザーボード自体のお値段が安価なところであれば9,000円を割り込んでいますし、最初はいわゆるエントリーゲーミングPCとして必要最低限の構成で組上げて、やっぱりハイパフォーマンスでいきたい!ということで、各パーツをグレード アップしていくのも自作の醍醐味ではあるので、まずは安価(でもゲーミング)なPCを組みつつ、弄ぶがごとく内蔵パーツをとっかえひっかえして、マウスや キーボードにも拘って、快適なゲーム環境を組上げていきたいものです。

50,000円ぐらいあればライトゲームをするのには十分なPCを組むことが可能ではないかと。7~80,000円であればミドルレンジ構成が、100,000円あればハイエンドも狙っていけますが、そうなるとH110M GAMINGではないより上位のマザーの方が良さそうです。

CPUについてはメモリが値下がってきていることを考えて、ちょっと奮発する形でIntel CPU Core i5-6500 BX80662I56500あたりを狙っていきたいところ。とにかく安価に!ということであれば、Intel CPU Pentium G4400 BX80662G4400辺りでしょうか。

グラフィックスボードについて、ワークショップではGeforce GTX 960クラスがオススメだとのこと。ここのところ円高の恩恵なのか安くなってきているので狙いやすそうです。コストを抑えたいのであれば、低消費電力さも考慮してGTX 950かな?という感じ。

我が家には「ごっついグラフィックスボード「AMD RADEON R9 SAR939X-8GD5R01/11241-00-20G」をMicroATX PCケースへ搭載」で書いたSapphire R9 390X 8G GDDR5 PCI-E DD/H/3DP TRI-X グラフィックスボード VD5752 SA-R9390X-8GD5R01があるので、それを用いる予定です。

耐久性の高さもあり、場合によってはサブサーバ(Intel LANだからVMWareもサクッと動くし)として常時稼働させちゃっても良いかなという感じなので、いぢりながら組上げていくのが楽しみです。

MSI Intel H110搭載 第6世代Core(LGA1151)対応 Micro ATX ゲーミングマザーボード MB3575 H110M GAMING

MSI Intel H110搭載 第6世代Core(LGA1151)対応 Micro ATX ゲーミングマザーボード MB3575 H110M GAMING
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